シワ
シワのできる原因は?
シワの原因は様々ですが、特に重要なのは乾燥、紫外線、加齢による表皮や真皮の変化です。
- 加齢による肌の弾力低下
- 加齢による乾燥(肌の水分保持力の低下)
- 気温や湿度の低下による乾燥
- 紫外線による真皮や表皮へのダメージから起こる弾力低下
- 加齢による女性ホルモン量の低下
シワの種類
シワには、大きく分けて小ジワ、大ジワ(構造ジワ)、表情ジワの3種類があります。
小ジワ
肌表面の乾燥によって表皮に現れる「ちりめんジワ」で、比較的初期の状態です。
大ジワ(構造ジワ)
コラーゲンやエラスチンなどの弾力線維が皮膚の重力を支えきれなくなることで生じます。主な原因は加齢と紫外線です。
表情を変えなくても(いつでも)シワが顔に刻まれています。
表情ジワ
笑ったり、怒ったりするときに、表情筋とよばれる筋肉の収縮(緊張)によって眉間みけんや、目尻、口の横、額などに現れます。
本来は一時的なものですが、加齢などに伴なって大ジワへと進行するおそれがあるので注意が必要です。
ボトックス注射
ボトックス注射とは
ボトックス注射とは、食中毒の原因菌として知られるボツリヌス菌から産生されるタンパク質「A型ボツリヌス毒素」を有効成分とする筋弛緩作用のある注射のことです。
ボツリヌス毒素による食中毒は30,000単位以上で起こると言われていますが、ボトックス注射による治療は、1回に50~100単位程度による治療のため、中毒を起こす危険性はありません。
ボトックスは筋肉と神経の結合部に作用し、局所的に筋肉の動きを弱めることで、筋肉の収縮を抑制します。ですから、筋肉が動いて出現する表情ジワによく効いてきます。表情ジワ以外には、エラを小さくしたり、ふくらはぎを細くしたりといった目的にも使用されます。
銀座プラタナクリニックのこだわり
当院では厚生労働省承認品のアラガン社「ボトックス・ビスタ」と韓国政府(KFDA)が承認している韓国製ボツリヌストキシンを使用しています。ボトックス製剤は、色々な国で多くのメーカーから発売されていますのでクリニックによっても使用している製剤の種類は様々です。
初めてボトックス注射を検討される方の中には「ボトックス注射で表情が不自然になるのでは?」とご心配される方も多いかと思います。 確かに、ボトックスを多く注射したり、不適切な場所に注射することで、表情が硬くなる、表情が不自然になるといった副作用が起きることがありますが、適量を、筋肉の状態に合わせて注射することで予防できます。
当院では、経験豊富なボトックス・ビスタ認定医も在籍しており、安心して治療をお受けいただけます。
顔で特に効果的な部位
眉毛を上げた時の額の横シワ、怒ったり眉をひそめた時の眉間のシワ、笑った時の目尻や目の下のシワ、口をすぼめた時の縦シワ、顎の梅干しシワ、また目元に打つことで目を大きく見せたり、不満気に見える下がった口角をあげたり、エラを細くしたりといった効果があります。表情ジワのボトックスは注射後1~2週間で効き始め、効果は約3~4か月位です。
ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸注射とは
ヒアルロン酸とはもともと人の体内に存在する成分で、ムコ多糖類(ねばねばした物質)の一つです。ムコ多糖の中でもヒアルロン酸は、特に水分を保持する能力(保水力)にすぐれた物質で、非常にたくさんの水を蓄える性質があります。ヒアルロン酸は細胞と細胞との間に多く存在しており、水分の保水力保持や
クッションのような役割で細胞を守っているのです。
ヒアルロン酸製剤は、色々なメーカーから沢山の種類の製剤が発売されています。またその、硬度によっても様々なバリエーションがあり、目回り用や頬用、ほうれい線用、唇用、鼻や顎の輪郭形成用などその用途に応じて硬さを使い分けて使用します。
持続期間もそれぞれ異なります。 短いものだと1カ月~3カ月、長いものだと6カ月~2年位効果が持続します。
銀座プラタナクリニックのこだわり
当院では、患者さまの安全・安心を最重視し、国内承認を受けたジュビダーム・ビスタシリーズをはじめとし、その用途によって高品質なヒアルロン酸製剤のみを使用しています。
多くの製剤の中から、その粘性や弾力、注入後の成形性(仕上がりの良さ)、持続期間など考慮しながら、患者さまに最も適したヒアルロン酸製剤をご提案させて頂きます。
ヒアルロン酸の適応部位
ヒアルロン酸注射はしわを直接埋めたり、リフトアップさせたり、凹みをふっくらさせたり、鼻や顎のシャープなラインを作ったりと短時間で様々な効果を出すことができます。ヒアルロン酸注射が効果的な部位を下に示します。
上記がヒアルロン酸注射の適応部位になってきます。いわゆるボリュームの減少した部位を補う目的で使用する場合がほとんどです。それ以外にも鼻や唇、涙袋といったプチ整形として使用したりもしますが昨今は注入法が見直されヒアルロン酸を使用してリフトアップさせたり小顔に見せたりと様々な効果を出せるようになりました。
ヒアルロン酸の新革命!ジュビダームビスタ® ボリューマXC のご紹介
2016年12月厚生労働省認可の製剤です。 加齢によって生じる頬のたるみやほうれい線などの表情シワをメスを使わずに注射で改善します。従来のヒアルロン酸と比較して3~4倍の期間(約2年)持続します。また、シワの改善だけでなく、顔のボリュームのバランスをトータルに調整したいという要望に応えて作られたヒアルロン酸です。 ボリューマXCは適度な硬さを保つ分子構造になっており、特にこめかみや頬の適した位置に一定量注入すると、皮膚の中で支柱の役割を果たし、皮膚全体を立体的にボリュームアップし、リフト効果も期待できます。
(1)持続期間が従来の3~4倍
ヒアルロン酸は、通常、"架橋"と呼ばれる技術を使って、持続期間をコントロールしています。ボリューマ XCの場合、高分子ヒアルロン酸と低分子ヒアルロン酸を高い効率で架橋しているため、より長い期間、持続できます。メーカーテストでは、2年後でも67.1%の効果が持続しており、従来のヒアルロン酸よりも施術を受ける頻度を少なくできます。
(2)優れた安全性
ボリューマはすでにアメリカやヨーロッパでは数多くの症例が積み重ねられています。現在では利用されている国は97ヶ国にも登り、効果においても安全性においても評価が確立している薬剤です。
特に加齢によるボリュームアップに使用する際に、海外では第一選択と言われるほどの製剤です。
前述しましたが、日本でも2016年に厚生労働省より承認を受けています。
(3)仕上がりの美しさ
ボリューマの特徴を端的に言うと、その効果の“バランスの良さ”が挙げられます。一つ目が「形を保持する力」。品質の良くない製剤は注入後、皮下で形が崩れて思ったような位置に定まらないことがあります。
二つ目が「弾力性」。ただ硬いだけの薬剤は不自然に持ち上がり、ミミズ腫れになってしまうこともあります。ボリューマはこの2つのバランスが素晴らしく、形を長期間保持しながら自然な弾力性を持っているため、自然かつ確実な効果が期待できるのです。
PRP皮膚再生療法
~シワ、タルミ、凹んだクマの改善に~
特徴
ご自身の血液から採り出した血漿を濃縮して作成したPRP (Platelet Rich Plasma:多血小板血漿)療法とは高濃度の血小板を含む血漿を注入することで、ご自身の組織を再生し、シワ、タルミ、くすみなど見た目の老化を改善する最先端の再生美容治療です。PRPは、他にも歯科・整形外科領域などにも取り入れられ、多くの実績をあげています。
修復機能に優れたPRPを注入することで、コラーゲン、エラスチンの生成が活発になります。そのため、通常40代以降の老化した弾力性のない、水分保持力の衰えた皮膚が活力を取りもどし若返り効果が期待できます。
ご自身の血液なのでアレルギーや副作用の心配がほぼない安全な治療法といえるでしょう。
こんな方にオススメです
目の周囲にお悩みがあるかた
- 目の周囲に細かいしわがある
- 光が当たるとクマが目立つ気がする
- 忙しくて下眼瞼の手術を受ける時間がない
やせ型で肌にはりがない
- めかみに凹みが目立ってきた
- 頬の凹みが気になる
- ゴルゴラインが目立ってきた
鼻唇溝と口周囲にお悩みがあるかた
- 鼻唇溝が深くなってきた
- 口の周りの縦じわや凹みが目立ってきた
- マリオネットラインが気になる
注入法について
シワや凹みの気になる部分にピンポイントに局所注射を行います。直接ピンポイントで注入を行うのでPRP活性効果が高い方法です。また多くの方々の基本となるPRP治療法です。
※治療前に麻酔クリームを塗布しますので、強い痛みはありません。